レンナージャパン株式会社はドイツ・ルイスレンナー社の日本総代理店です

 

ルイスレンナー社について

グランドピアノでもアップライトピアノでも、ピアニストと楽器とを繋いでいるものはピアノの心臓部であるアクションです。ハンマーヘッドの付いたそのアクションは、ピアニストの音とタッチに大きく影響します。レンナーアクションが世界中のグランドピアノ・アップライトピアノに採用されている理由は、そのアクションがピアノにとって最良であると認められているからです。

ルイスレンナー社は、世界で最も名声の高いピアノのアクションとハンマーヘッドの生産会社です。大きなコンサートホールや家庭など、ピアノが演奏されるときにはいつでも、レンナーが深く関わっています。過去1世紀を通して、300万台を超えるレンナーアクションが世界中の音楽制作に影響を与えてきました。レンナーは100年以上の間、競争の激しいピアノ業界の高度な要求に応え続けてきた唯一のドイツのピアノアクション生産会社です。高い技術レベルを誇る技術者並びに設計者からなる我々のチームは、これに対して責任を持って最高の品質の部品を作り続けています。

ルイスレンナー社の歴史

1882年10月に、ルイスレンナー社はシュトゥットガルトでピアノのアクションを製造する会社を設立しました。設立直後から、非常に高い品質のアクション部品だけを生産し販売してきました。これがルイスレンナー社のサクセスストーリーの始まりでした。最初は全てのアクション部品は手作りでした。1902年にシュトゥットガルトに新たな生産施設を移す頃には、ルイスレンナー社は35名の従業員を抱え、1911年までには100名の専門技術者を抱えるまでに大きく成長をしました。生産工程の中への機械の導入は、より精密で効率的な生産ができるように、ゆっくりと確実に進められていきました。20世紀半ばからは、多くの有名ピアノメーカーがルイスレンナー社の部品に信頼を置くようになってきました。

1952年、ルイスレンナー社は修理用部品やスペア部品、付属品を生産アイテムに含めるように、生産アイテムの幅を広げました。部品の生産数も増え、広い倉庫に在庫されるようになりました。1974年にはオーデンハイムに製材工場が完成し、現在でも全ての基礎木工加工が行われています。またドイツ統一の頃、ライプツィヒに近いツァイツに、3番目の工場を買収。現在そこではアップライトピアノ用アクションの製造を行っています。